今週のお題「睡眠時間」寝る時間がダイエットの成功につながる

はてなさんがお題を出していたので、ダイエットの目線でちょっと書いてみます。


ダイエッターの皆さまの中では定説かもしれませんが、
夜9時以降は食べてはいけない!ということが言われています。
テレビでもよく見る、有名なエピソードでは、ピンクレディーのダイエット法で必ず取り上げられています。
どんなに疲れていても、夜9時以降は食べてはいけない!という指令が出されていたので、
食べずに我慢したとインタビューで答えていました。
芸能人というお仕事は大変ですね・・・



さて、この夜9時以降に食べてはいけない説と並んで雑誌等でよく言われているのが…


○夕方6時までに夕食をすませなさい
○就寝時間の3時間前までにご飯は食べ終えよう


この2つのうちどちらかは大体の方が、「ああ〜、そう言ってますよね〜」と頷きます。


どれが正しいのか?とお思いの方…実は、これを全部組み合わせると、正しい解釈になるんです。


今日のお話のキーワードとなるのが、自律神経です。
自律神経について、詳しくはウィキペディアさんを参照して下さいね〜!



自律神経は、自分の意志では抗えない、身体生命の維持を司る主管神経です。
心臓を動かし、血圧を調整して血液を流し、細胞の隅々に栄養を与えます。
この一連の動作が適切に作用するようにバランスを整えています。
動作もするし、調整もしているんです。働きものです。
他、ホルモンバランスの調整、ストレスの調整なども行います。


女性であれば、冷え性・のぼせ・便秘・肌荒れ・イライラ・倦怠感・生理不順など
思い当たる節があるのではないでしょうか。


その自律神経が活発にはたらく時間があります。
おじいちゃん・おばあちゃん、小さなお子さんを見ればわかると思います。


朝5時〜夜9時までは、自律神経はちゃんとしよう!とはたらきます。
でも、夜9時以降になると、自律神経はおやすみモードに入ります。
本来であれば、身体の免疫を高めるために睡眠に入ってもらい、
しっかり休息をとることで、身体をリセットするように動作します。


しかし…現代人は夜更かしさんが本当に多いです。
夜9時なんて寝る時間じゃないし! ってなっちゃっています。
もちろん、私もそんな1人ですが・・・


なぜ、おじいちゃん・おばあちゃん・お子さんたちは夜遅くまで起きないのか。
だって眠くなるもん!起きていられないよ!って言われはずです。
朝起きるのだって、自然と起きるんですよね。


これは、自律神経のはたらく時間を証明していると思います。
人間の生活時間の本来の姿じゃないでしょうか。


さて、本題に戻ります。


自律神経は、夜9時には居眠りモードです。
なので、夜9時以降に食物を食べてはいけないのです。

だって、自律神経が食べどきだよサイン、おなかいっぱいサイン、
消化・吸収サイン、血液を流して細胞全部に栄養を届けてねサイン

出すんですから、自律神経が眠りかかっている時に食べちゃったら…!!


という理屈です!


そして、結論がこれ↓


夜9時に寝るために、夕方6時までに食事を済ませるのがベターです。
食後3時間は、胃腸が消化活動しています。インシュリンが出ています。
インシュリンが落ち着いて来たところで、おなかをからっぽにして寝ると、
胃腸も休むことができます。


私は、実家に帰ったときに体験済みですが、
夕方6時までに夕食を済ませ、3時間ほどリラックスして過ごし、
(食事前かこの時にお風呂にゆっくり浸かると良いです)
夜9時に就寝…というサイクルを最低3日続けてみてください。


自律神経が本来の姿を見出し、元に戻ろうとがんばってくれます。
身体、ラクになりますよ!



でも、これやっちゃうと、夜がんばれなくなります。
早寝早起きって良いことのはずなんですけどね〜!
お仕事などとの両立は、厳しいかもしれませんが…
レッツチャレンジ!